前回お伝えしたように、人気の英国ドラマは、ストーリー性があり、数々の紆余曲折を経て明日への希望が語られるハッピーエンド物語です。
視聴者の心をとらえて離さない歴史ドラマですね。
本日は、オープニングについて取り上げます。
ハートが揺れるオープニング!?
毎回、オープニングに趣のある館の調度品が映し出されます。
屋敷のベルや置物など、妙にゆかしく思えてきます。
心がソワソワしてきて冒頭からハートを捕まれます。

『ダウントンアビー』館のベル
ワンちゃんのお尻フリフリとは?
オープニングの最後にお尻フリフリのワンちゃんが映し出されます。
館に向かう後姿から毎回物語が始まります。
「なぜ、犬のお尻?」
むっちりした勢いのあるお尻の振りは、何を意味するのでしょうか。
「ラブラドールのファラオ君!」
http://www.downtonabbey-tv.jp/news/2014/04/post-5.html
ファラオ君は伯爵の心の友!
館の守り神的存在なのかも知れません。
館に集う人々の葛藤とそれぞれのたゆまぬ生き方を想うと、ワンちゃんの後姿の意味が分かるような気がしてきます。
館の主従が自らの生き方を探究し進む物語です。
ワンちゃんだって日々葛藤し、モコモコお尻を振りながら生命力をたぎらせ前進しているのです。

『ダウントンアビー』館のファラオ君
誇りを持って時代を背負って生きていくと主張しているような気がします。
ファラオ君のモコモコお尻は、時代に寄り添う勢いある生き方を象徴しているように思えてきます。
人間だけではなく動物までも巻き込んで、実によくできたドラマですね。
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まとめ
魅力的なオープニングはドラマの重要なポイント!
心惹かれるドラマの冒頭とは、決して大げさでもスペクタクルでもありません。深い趣と静かに燃える生命力が感じられます。
現代の映画やドラマは、ともすると高度な技術を駆使し、冒頭から仰々しい印象を受けて疲れます。
デジタルは万能ではありませんね。
感動とは難しいものです。
次回は『ダウントンアビー』の名言を取り上げます。
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